1.日時
平成24年7月30日(月)9時30分~16時30分 (受付は 9時00分より)
2.会場
県立横浜清陵総合高等学校
横浜市南区清水ヶ丘41 TEL:045-242-1927 FAX:045-253-6393
(京浜急行「南大田駅」より徒歩12分、市営地下鉄「吉野町駅」より徒歩15分)
3.参加者
26名 (高校教員23名 学生3名)
4.内容
「新学習指導要領の数学Ⅰ『データの分析』と情報科の連携」
講演「社会状況や行動傾向をデータから読み取る調査・分析」 <午前>
竹内光悦先生(実践女子大学 人間社会学部 准教授)
様々な事例を元に、新学習指導要領の算数・数学に組み込まれた統計教育についてお話をいただきました。
紹介いただいたサイト
データの分析の実践報告 「測定して得たデータをヒストグラムと箱ひげ図で表す」 <午後>
五十嵐誠先生(横浜清陵総合高校 情報科)
紙テープを目分量で10cmに切って測定値を分析した授業の報告。
参加者がエクセルで箱ひげ図のグラフを作りました
実践事例報告
CGIプログラミングの学習とその応用
平井俊成先生(日本女子大学付属高校)
3年生の選択授業での報告です。
CGIの練習をした後、アンケート用のサイトを自主制作する、計6時間の授業です。
結果を共有することで学習の深化を図るシミュレーションの授業
三井栄慶先生(茅ヶ崎北稜高校)
水洗トイレの水の排出に関するシミュレーションをexcelで体験しました
「情報」と「産業社会と人間」の連携
山田恭弘先生(鶴見総合高校)
1年次で実施している未来探索Ⅰと情報の授業の紹介でした
5.参加者のアンケートより
- 高度の技術だけではなく身近にある教材で分かりやすかったです。
- 教員の方々は常に勉強していることを改めて感じました。常日頃の勉強が生徒の理解や興味を引き付ける要因だと思いました。大変勉強になりました。(学生)
- 大変参考になりました。また参加したいと思います。
- 午前の講義では視野を広げることができました
- 他教科との連携の例を知れて良かったです。
- 実践事例報告からの参加でしたが。全てが非常に参考になりました。
- 後期の授業で統計を扱いたいと考えていたため。今日は非常に勉強になりました。
- 具体的に授業に利用できる教材は興味のあるものでした。
- 統計と情報連携は自分でも考えていたことだったのでとても良かったです。
- 科学の道具箱や統計教育の意義、授業実践等いろいろと教えていただきありがたかったです。
- データ分析の内容に特化した研究会があまりなかったので勉強になりました。これからもこのような内容で実施していただけると嬉しいです。
- 午前の専門的な視点からの統計の必要性はとても参考になりました。参考となる素材やツールなども提示していただき自分の自習用にも利用します。午後も実習が多かったので良かったです。
- 教授方法だけでなく、題材となるデータの選び方も難しい問題だと思いました。
- 「統計」の必要性「データをどう利用していくのか」は、ビジネス社会でも非常に重要と思います。「定量的に物を言う」は仕事の常識、これを高校生のうちからしっかりと捉えていくことは意義深いと思います。
- 数学Ⅰの統計との連携について何らかの形で授業実践をしてみたいと思った
- 竹内先生の統計の講義では統計の必要性、生徒を引き付ける手段をしることができ、大変勉強になりました。私自身統計への関心が深まりました。
- 竹内先生、五十嵐先生をはじめとした多くの先生のお話や意見を聞くことで情報教育の奥深さを感じることができました。(学生)
- 貴重なご意見ありがとうございました。
竹内先生、実践報告をしていただいた先生方ありがとうございました。