神奈川県高等学校教科研究会 情報部会

情報デザインワークショップ情報デザインワークショップ

第2回研究会

2008年7月28日更新  案内はコチラ

1.日時

平成20年7月23日(水)9時30分〜17時 (受付は9時10分より)

2.会場

岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校 新横浜2号館701教室

(横浜市港北区新横浜3-22-17 TEL:045-474-2311)

JR/横浜市営地下鉄「新横浜駅」より徒歩7分 横浜アリーナの隣

3.参加者

高校教員15名、企業より1名

4.内容

5.参加者アンケートより

 
A.講義(情報デザインとは)
身の回りにはデジタル家電製品やWebサイトなどのデジタルコンテンツがありふれている。
それらを初めて触る場合、何の予備知識が無くとも瞬時に正確な操作が行えるようなデザインをユーザは求めている。
ユーザがより使いやすい、モノを作る(デザインする)ための、
ユーザ設定の理論や検証する手法のエッセンスを教えていただいた。
浅野先生の講義
B.オブザベーション(観察)[演習]
○演習課題

横浜本社にある「イワサキ製菓」は、夏のお中元商戦に向けて新しいフルーツゼリーを企画したい。
特に盆暮れの挨拶には縁遠い若い女性が送りたくなるような商品にしたいと考えている。
既存の商品にあまり開発費を掛けないで考えて、新しいデザインやサービスを提案すること。
制限時間:30分
演習課題
○グループワーク(4人1組)
1.アイディアスケッチ→見栄え中心
2.実際に、食べにくいゼリーを一人ずつ食べる
 → グループのメンバーは一連の流れを書き留めていく
 → 気がついたエラーをメモし、改善点を考える  → 各グループ、気がついたエラーを発表する
発表@
昼食(学食にて)
C.ペルソナ/シナリオ分析
【ゼリーの送り手】*【ゼリーの貰い手】について

似顔絵・年齢・性別・職業・所属・スキル・性格・趣味・住んでいるところ・家族構成など
・ゼリーの送り手がゼリーを送る理由
・ゼリーを貰った人が食べるときの気持ち
・ゴールにたどり着くまでのシナリオ
ペルソナ・シナリオ法
B.C.を踏まえて、どのようなゼリーを送るとよいだろうか?!
グループごとに前に出てプレゼン(質疑応答)
発表A発表B発表C
D.プロトコル分析
開発者とユーザのギャップ
使いにくいディジタル時計の時間設定を通して、エラーの原因を調査
E.質疑応答・感想
・チーム分けをしていろいろな人と実習したい/学生など世代の違う人も交えて
・資料がたくさんもらえてよかった
・テキストや参考書を教えてほしい
・『情報デザイン』は普遍的で使える
・実体験が出来てよかった
・最近の家電の使いにくさにつかわないこともあるインターフェースをつかいやすく
・一般路でも情報提示がわかりにくいと思うことがある
・浅野先生が作られている教科書をぜひ高校生対象のダイジェスト版に!
・『情報デザイン』は様々な分野で使える
・『情報デザイン』という名前にセンスがない→ネーミング
終了