神奈川県高等学校教科研究会 情報部会

和光市理化学研究所見学会

第6回研究会

2009年1月9日更新

1.日時

平成20年12月26日(金)13時30分〜17時00分 (受付は13時より)
案内ページはコチラ

2.会場

独立行政法人 理化学研究所 和光本所・和光研究所

(埼玉県和光市広沢2番1号 TEL:048-462-1111)

東武東上線・東京メトロ 「和光市」駅 徒歩15分

4.内容

理化学研究所見学会
理化学研究所入り口敷地内地図理研のサイクロトロン
和光市にある理化学研究所です敷地面積は東京ドーム6個分もあります。160cmのサイクロトロンがありました。
司会の嘉村先生情報基盤棟4Dビジュアライゼーションシアター
司会は希望ヶ丘高校の嘉村先生理化学研究所の概要をうかがった後、情報基盤センターにある4Dシアターにて、講演がありました。
RSCCは世界初のベクトル+スカラ+専用機複合システムのスーパーコンピュータで、多様なシミュレーションの実行に最適な計算環境を提供する汎用型のものだそうです。
自動車のシミュレーション結果野球ボールの周りの空気の流れ投球コースのシミュレーション
講演後は、RSCCの計算結果で得られたシミュレーションデータの映像を見ました。自動車周囲の空気の流れや、野球ボール周囲の空気の流れを、円偏光メガネを使って立体的に見ます。
シミュレーション結果を利用して、バッターの動きを検証する研究もあり、興味深い内容でした。
サーバーラック稼働状況が表示されるモニタ
いよいよRSCC(Riken Super Conbined Cluster)の見学です。CPUの熱気と、ファンの音に満ちたサーバ室に入り、間近でスーパーコンピュータを見ることができました。
入り口にはクラスタコンピュータの稼動状況を表示するモニタがあり、赤く表示されている部分が現在計算を行っているということでした。仕事納めの日であったせいか、普段より稼働しているものが少ない様子でした。
この後、脳科学総合研究センター内の神経情報基盤センターの見学班と、基幹研究所の川合表面化学研究所見学班に分かれて見学を行いました。


5.参加者アンケートより

(1)本日の見学・講演について
よい企画でした。大変興味深い内容でした。 特定の研究室が見学できるとよかった。最先端の分野にふれる機会になったと思う。理研のスパコンと地球シミュレータの比較ができてよかった。 4Dが面白かったです。(講演は)マイクを使っていただけるとよかったと思います。 最先端の研究所が見学できたのは、自分にとってもありがたいことですし、直接授業に使えるかどうかはともかく、知識のバックボーンとしてとても有効でした。 (後半)脳関係、具体的な内容で知りたかった。理研の歴史、実績はすばらしい。 とても充実、面白い内容だった。研究室(表面化学)見学が、実験中で部屋の外から中を見るしかなかったのが残念。どなたもわかりやすい説明でよかったです。 興味深い内容でした。話の内容がわかりやすく、よかったです。 とても楽しかったです。刺激を受けました。わかりやすかったです。 地球シミュレータのときよりも間近で見学でき、説明もわかりやすくてよかった。スーパーコンピュータの見学、4Dシアターが楽しめました。 大変興味深いものでした。昨年の地球シミュレータもそうですが、やはり本物を見ると違います。
(2)日程・時間・会場について
この時期が適切であると思います。会場について、特になし。 適当(同8件)。 特にないですが、交通の便がいいところがいいです。 休業中、または定期テスト中がいいです。

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