神奈川県高等学校教科研究会 情報部会

あなたも「ドリトル」先生に第5回研究会

第5回研究会

2008年8月31日更新

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1.日時

平成20年8月5日(火)9:30〜16:30 (受付は9:00より)

2.会場

県立松陽高等学校
(横浜市泉区和泉町7713 TEL:045-803-3036)
http://www.shoyo-h.pen-kanagawa.ed.jp/

3.参加者

高校教員10名。講師は会場校である松陽高校の保福やよい先生です。

4.内容

ドリトルのおおまかな特徴について説明がありました。
まず、全角と半角が自由に混在ができること、エラーが少ないこと。
保福先生がかつてJAVAを授業で扱った時は、コンパイル時のエラーが続出で、エラーつぶし
でほとんど授業がつぶれてしまい大変だったとの経験があるので、その点でも敷居が低く
扱いやすいのではないかという話です。

生徒作品の紹介があり、ブロック崩し、迷路を見せていただきましたが、バージョンによる
互換性があまり高くなく、意図したとおりに動いてくれないものもあり分かりにくいものも
ありました。

本体のダウンロード は,あらかじめサーバーにおいてあったフォルダをローカルにコピーする
だけですぐに終了です。本当に一瞬です。

午前中の実習は以下の手順で行われましたが,参加者は皆さん情報の教員ということで
かなり盛りだくさんの内容を一気にこなしました。自分もひたすらキーボードをカチャカチャ
やっていたような気がします。

ちなみに,次の2行を入力すればカメ太君が正方形を描いてくれます。
カメ太=タートル!作る。
カメ太!100 歩く 90 右回り 100 歩く 90 右回り 100 歩く 90 右回り 100 歩く 90 右回り。
(繰り返し命令も用意されているのでもっと簡単に記述できます。)
最後に「。」をつけるのを忘れやすいですが,日本語のように書いていけるので子供には良いかも。

午後の最初はタートルグラフィックスをアニメーションとして描く方法を学習し、
カメがトンボを捕まえるというちょっとしたゲームを作りました。

続いて音を鳴らす実習です。 これは特にプログラミングということを意識するような内容ではありませんが,
まあこんなこともできると楽しいかなという感じでしょうか。単旋律から始まり、複数のメロディを重ねたり、
輪唱させたり伴奏をランダムに発生させたりといったことをしました。

最後にネットワーク上にサーバーを立ててちょっとした チャットプログラムを作り数人でチャットの真似事と
チャットの仕組みを学習しました。
 

写真は神奈川総合高校の小澤先生が撮影されたものです
神奈川県立松陽高校の正門です。
右のほうを向くとコンビニが・・・便利です。
今回の講師は松陽高校の保福やよい先生です。
とても丁寧な話し方で講義を進められました。
今回の出席者は10名と少な目でした。 皆さんひたすらキーボードを叩くといった感じ
でしょうか。
このような図形もほんのわずかな指示で描く
ことができます。
座標系の確認です。

5.参加者アンケートより

(1)本日の講習・実習について
新しい内容は,ついていくのが大変です。授業に利用できそうで,とても参考になりました。
ありがとうございます。よかったです。ドリトルがダウンロードを簡単にできるところがまたステキです。
新しいソフトを知るのは楽しいです。授業で使ってみたいと思います。楽しくプログラムを打たせて
いただきました。盛りだくさんでよかってたです。DoLittleはそれほど難しくないと思った。
プログラムのクセをつかむのに苦労しました。
(2)日程・時間・会場について
ちょうど良いと思います 。夏休みでないとなかなか参加できないのでよかったです。快適でした。
よかったです。2日間でじっくりやれたら良いけれども。ちょうどよかったです。

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